いやな眼で僕を見つめる

 一昨夜、ギタをかかえて出かけて、それっきり家へ帰らないのだそうだ。「このごろ、さっぱり逢《あ》いませんが。」と言ったら、首をかしげて、「ギタを持って出たから、きっとあなたの所だとばかり思って、ちょっとお寄りしてみたのですが。」と疑うような、いやな眼で僕を見つめる。ばかにしてやがる。「僕は、も...

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猛烈に暑い

 六月十八日。日曜日。 晴れ。暑い日だ。猛烈に暑い。日曜で、朝寝をしていたかったのだが、暑くて寝て居られない。八時に起きた。すると郵便。春秋座。 第一の関門は、パスしたのだ。当り前のような気もしたが、でも、ほっとした。通知の来るのは、あすか、あさっての事だろうと思っていたのだが、やっぱり幸福は意...

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春秋座から手紙が来た

 六月四日。火曜日。 晴れ。わすれていた時に、春秋座から手紙が来た。幸福の便りというものは、待っている時には、決して来ないものだ。決して来ない。友人を待っていて、ああ、あの足音は? なんて胸をおどらせている時には、決してその人の足音ではない。そうして、その人は、不意に来る。足音も何もあったものでは...

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