春秋座の演技道場

 きょうは春秋座の演技道場で、第一次の考査を受けたのである。けさは、七時半に起きた。六時|頃《ごろ》から目が覚めていたのだが、何か心の準備に於て手落ちが無いか、寝床の中で深く静かに考えていた。手落ちといえば全部、手落ちだらけであったが、それだからとて狼狽《ろうばい》することもなかった。とにかく、ごま...

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いやな眼で僕を見つめる

 一昨夜、ギタをかかえて出かけて、それっきり家へ帰らないのだそうだ。「このごろ、さっぱり逢《あ》いませんが。」と言ったら、首をかしげて、「ギタを持って出たから、きっとあなたの所だとばかり思って、ちょっとお寄りしてみたのですが。」と疑うような、いやな眼で僕を見つめる。ばかにしてやがる。「僕は、も...

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猛烈に暑い

 六月十八日。日曜日。 晴れ。暑い日だ。猛烈に暑い。日曜で、朝寝をしていたかったのだが、暑くて寝て居られない。八時に起きた。すると郵便。春秋座。 第一の関門は、パスしたのだ。当り前のような気もしたが、でも、ほっとした。通知の来るのは、あすか、あさっての事だろうと思っていたのだが、やっぱり幸福は意...

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